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2018年は秋に入った頃から紀伊水道地震が非常に増えていますね。

 

この辺りの地域で地震が活発化すると、どうしても近いうちに起こるといわれている大震災「南海トラフ地震」との関係性が注目されてしまいますね。

 

そこで今回は本当に紀伊水道地震のような小~中規模の地震が、南海トラフのような大地震の前兆・前震になるのかについて、過去の傾向などをから調べて真相をお届けしていきたいと思います。

 

南海トラフはほぼ確実に津波を発生させ、海に面している県では最大10万人規模の被害想定がされている天災なので常に予防するために情報は収集するようにされてください。

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紀伊水道地震2018年の発生頻度・回数と原因

 

紀伊水道地震は四国の徳島県と紀伊半島の和歌山の間にある水道付近を震源地とする地震で、2018年は9月後半辺りから小規模な地震が複数回発生しています。

 

発生時刻/震源地/マグニチュード/最大震度

2018年11月05日08時19分頃 紀伊水道 M4.5 3

2018年11月02日16時54分頃 紀伊水道 M5.4 4

2018年11月02日12時12分頃 紀伊水道 M2.6 1

2018年10月22日15時15分頃 紀伊水道 M2.7 1

2018年10月20日12時52分頃 紀伊水道 M2.8 1

2018年10月06日04時21分頃 紀伊水道 M3.4 1

2018年09月28日11時50分頃 紀伊水道 M2.4 1

 

こちらが今年の9月以降の紀伊水道地震の発生頻度なのですが、月が進むごとにどんどん回数が増えていることが分かりますね。

 

この紀伊水道地震の原因は「スロースリップ」と呼ばれるプレートの動きによるものされています。

 

スロースリップとは、海側のプレートが陸側のプレートに少しずつめり込み沈み込む運動のことで、その際に小規模な振動が発生しているとのことです。

 

 

こちらは南海トラフ規模の地震が起こる仕組みをイメージ図にしたものですが、最初にフィリピンプレートが動いていることによって起こっているのが今の紀伊水道地震ですね。

 

この震源地の紀伊水道が正にこれから30年以内に70%の確率で起こるといわれている大震災「南海トラフ地震」と予想震源地とほぼ同じなために関連性が疑われ、心配する声が上がっています。

 

 

 

紀伊水道地震は南海トラフ地震の前兆・前震となるのか?

 

では実際にこの紀伊水道地震が南海トラフ地震などの大震災の前兆と言えるのか?についてですが、そうである可能性は非常に低いといわれています。

 

まず、スロースリップは全世界のプレート境界面で随時発生している現象のため、これが原因で地震が発生しているからと言って、その後すぐに大地震が来るわけではないとのことです。

 

そもそも南海トラフ地震が起こる原因は大陸側プレートに海側プレートがめり込み続け、それが耐えられなくなった時に大きな反発が起こることで発生します。

 

なのでプレートが動くことは確かに南海トラフ地震に繋がる現象ではあるのですが、それがたまたま多く動いているからと言ってプレートがめり込む動きに耐えられなくなっているというわけではないんですね。

 

少し分かりにくいかもしれませんが、要は紀伊水道地震のような小規模地震が起こる原因と、南海トラフ地震のような大震災が起こる原因は原理が異なるという事です。

 

南海トラフ地震の詳しい仕組みについてはこちらの記事で説明してるので、よろしければご覧ください。

南海トラフ地震はいつくる?最新予言と被害想定を地図で確認!

 

なのでこの紀伊水道地震が前兆・前震である可能性は限りなく0に近いでしょう。

 

 

そもそも前震と呼ばれる大震災の前に起こる高頻度の小規模地震は非常に確認された回数が少なく、ほとんどの大震災はそれが無い状態で発生しているのでそこまでデリーケートに心配する必要は無いと思われます。

 

逆に言えば前兆がないから、東日本大震災や阪神淡路大震災があれほどの大打撃になったわけなので、何も起こっていないから心配ないなと考えるのはとても危ない思考だといえますね。

 

この紀伊水道地震も直接的な理由ではないにしろ、南海トラフ地震は本当にいつ起こるか分からないので日ごろから発生したときを想定する必要性は大いにあるのでご注意ください。

紀伊水道地震の過去の傾向は?

 

紀伊水道地震の過去の兆候についても調べてみました。

 

まず1938年にマグニチュード6.8という比較的大きな地震が紀伊水道付近で発生し、それから6年後と8年後に南海トラフ地震と言われるマグニチュード8クラスの地震が2度起こっていました。

 

さらに2年後と4年後に、南海トラフの余震と言えるようなマグニチュード6.7の地震が一回ずつ。

 

最近では2000年と2005年にマグニチュード7前後の自信が発生しています。

 

この過去の傾向を見ると、確かに紀伊水道地震と南海トラフ地震が近い時期に発生しているように感じますね。

 

ですが、これもあくまでマグニチュード6台後半の物なので、今回のように5以下の小規模が多発するのは特にそこまで関係がなさそうです。

 

この辺りは定期的に大きな地震が起こる地域でもあるので、どちらにせよ常に地震に対する警戒を怠るべきではないですね。

まとめ

 

今回は最近多発している紀伊水道地震が南海トラフ地震の前兆・前震なのかと過去の傾向について調べてみました。

 

結論は直接的な前兆・前震にはなりえないという事ですね。

 

そもそも発生する原因が全く逆のことなので、南海トラフ地震が近づいたことにはなるかもしれませんが、原理的には紀伊水道地震はいつでも起こるようなものとなっています。

 

また、過去の傾向から確かに南海トラフ地震の6年ほど前に一度紀伊水道付近で地震が起こっていますが、それもマグニチュード6後半なので、今回の発生しているものと関連性は見られませんでした。

 

なので、過度に心配する必要は無いという事になりますが、それでも南海トラフ地震はいつ発生するかは本当に分からないので安心しすぎることはせずに積極的に防災情報を調べたり、防災訓練に参加されるべきだと思います!

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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