アメリカで有名な夏場の日照時間に合わせて時間をずらすサマータイムを日本で本格検討していることが分かりました!
これについて世間の反応をまとめていきます!
またそもそもサマータイムとは何かを簡単に解説していきたいと思います。
サマータイム 本格検討ってマジ?
2020年夏に開かれる東京オリンピックに向けて、昨今の酷暑対策のためにサマータイムの導入が本格検討されていることが分かりました。
東京五輪では、暑さ対策としてミストシャワーや大型冷風機導入などを進めているが、今夏の記録的な暑さを受け、選手や観客らの熱中症対策には抜本的な運営の見直しが必要だとの声が高まっていた。
五輪組織委員会の森喜朗会長は先月27日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相にサマータイムの導入を要請した。これを受け、政府・与党で検討したところ、国民生活に直結する案件だけに、政府提出法案ではなく、議員立法として超党派で成立を目指すべきだという方針に傾いたという。
与党では、最も暑い6~8月を軸に数カ月間だけ2時間繰り上げる方向で検討に入った。31年に試験導入した上で問題点を改善し、32年に本格導入する案が有力だという。導入すれば、午前7時スタート予定のマラソンが、もっとも涼しい午前5時スタートとなり、日が高くなる前にレースを終えることができる。
あくまで東京オリンピックまでの2年間限定での導入検討の公算のようですが、国民から公表だった場合その後も引き続き導入される可能性もあるかもしれませんね!
しかしこれに対して、世間ではオリンピックのためだけに一般の人の生活スタイルを変えるのは良くないという否定的意見がほとんどのようです。
これ、酷暑対策じゃないよね。酷暑対策なら朝5時から競技すりゃいいだけだもの。朝5時から競技したいけど客が来れないので鉄道会社に始発を早めて貰いたいがカネは払いたくない。でも時計をズラせばタダ!って発想だよね。滅びねえかなこいつらhttps://t.co/fqY1O8saZs
— Simon_Sin (@Simon_Sin) 2018年8月6日
サマータイム導入って実質マラソンを5時にスタートさせたいからだろうが、すると公共交通が動いてないの、スタッフもボランティアも観客も集まれない。そこで東京近辺だけで無く日本全国一律に時計を2時間動かす妙案を思いついたのだろうが、先ずバスを配車すべきだし、次に公共交通機関にかけあえ
— lastline@オクトオバケ (@lastline) 2018年8月6日
最近のお上のご乱心まとめ
・プレミアムフライデーが失敗してるのでシャイニングマンデーの検討
・酷暑対策として打ち水
・酷暑対策としてサマータイム導入(2年間限定)ちーがーうーだーろーーー!!!
— あいうちAi-uti@( ‘ω’o[C94]o (@Aiuti01) 2018年8月6日

日常仕事や生活で忙しくて時間に追われている人が多いのに、五輪だからと簡単に変えられると思うことをやめてほしい。

涼しい時間に競技時間を変更するだけでいい
関係ない人間の生活時間まで変えられても迷惑。オリンピックのためなら何でも許されるという調子こいた考え方に違和感しかない

無用の混乱を招くだけ。得る成果より、失うものの方が大きいと思う。

勘弁してくれ~
そんなにマラソンだけ涼しいところでやりたいんなら、マラソンは北海道で開催したらすむことでしょ。
たしかに今まで特に問題無く生活していたのに、いきなり時間がずれるということに抵抗があるのは無理ないのかもしれません。
ではここで、そもそもサマータイムとは何なのか?どんなメリットがあるのか?ということを簡単に解説したいと思います。
それによって日本への試験的導入に意味があるのかがなんとなくわかるのではないでしょうか?
サマータイム 本格検討だけどそもそもサマータイムとは何?簡単に解説!
サマータイムとは?
サマータイムとは、主にアメリカなどで導入されている3月~11月の日照時間(太陽が出ている時間)が長い期間だけ基準の時計の針を1時間早める試みの事です。
長い日照時間を有効利用して国民の生活をより効率化するために行います。
サマータイムのメリット
サマータイムの最大のメリットは何といっても電気代が少なることです。
日照時間が長いという事は朝普段より早く日の出が始まるので、それに1時間早く合わせることで就寝までの暗い時間を少なくし使う電気代を減らすことが出来ます。
極端に言うと、朝の日の出時間はそのままに例えば20時でもまだ明るいという状態を作れるわけですね。
就寝時間は多くの人は変わらないので、その分夜に使う電気代を抑えることが出来るというのはわかるでしょうか?
この電気代の節約が元々サマータイムが導入された一番の理由で、石油の少なかった1970年代のフランスで電気消費量を少なくするために生まれました。
続いて、ビジネスなどの効率や消費活動がより活発化されるというのもメリットとして挙げられます。
夜遅くまであたりが明るいままになるので、仕事に対する集中力が増加したり、食事や娯楽などの消費によりお金を使うようになるというからくりです。
人間は太陽と共に生きていると言われているくらいなので、その太陽を効率的に使えばもっと国の経済が潤うという事ですね!
という事でサマータイムのメリットはとにかく国民のお金に易しいという事が分かりました。
また環境問題に取っても良いという事も分かりましたね。
より電気代に無駄にお金を使わない上に、太陽が出ている時間が長いので別の分野のビジネスが潤い、さらに仕事の効率も増す。
また電気を作るための環境問題も良化する。
少し混乱する部分はありますが、基本的にはメリットが多いかなという印象です。
本格検討している政治家もおそらくこのメリットを見越して、オリンピックを口実に試験的に導入。
その後の長期導入の経済効果を狙っている可能性が高いですね。
今の日本はとても好景気というわけではないので、石油の節約や消費の活発化による景気の良化は悪い話ではないのではなないでしょうか?
何にせよ、国民の理解を得ながら進めてもらいたいと思いますね!